こんにちは。私は『脳がバックグラウンドでいくつも微細なノイズを出している感じ』で困っています。そのせいで記憶力や思考力感情抑制、やる気等が阻害され、根気も続きません。そんな日々を過ごしてきて、この頃特に落ち込んできたのでメンタルクリニックを受診し、SSRIとリボトリールを処方されました。翌日には頭の中がとても静かになり、久しぶりに以前の自分に戻ったようです。ただ頭痛があったのでSSRIは服用を中止しリボトリールのみ服用して5日目ですが、もう治ったみたいにすっきりしています。(記憶力はあまり回復してませんが)なかなか動けずにいたのに、淡々とやる事をこなせますし、気持ちがポジティブになっています。抗うつ剤は一回しか飲んでいないのに、セロトニンが増えたかのようなこの状態が不思議で、リボトリールを検索していましたら、「脆弱脳症候群』のページに出会い、正に私だ!と思いました。先生が独自に提唱なさっているとのことですが、この見解に沿って治療してもらえる病院は他に(東京都内)あるでしょうか。また、詳しい記事を読みたかったのですが、リンク先にはありませんでした。
こんにちは「リボトリール」から、私のホームページが検索されてきたというのには、びっくりしました。しばらく更新していないので、内容的に少し古くなったかもしれませんが、ときどきこの掲示板に質問をされてくる方々がおりまして、この掲示板の中にも「脆弱農症候群」に関する私の意見はいろいろと書き込んでありますので、読んでみていただけないでしょうか。時間があるときに、さらにお答えさせていただきます。> こんにちは。私は『脳がバックグラウンドでいくつも微細なノイズを出している感じ』で困っています。そのせいで記憶力や思考力感情抑制、やる気等が阻害され、根気も続きません。> そんな日々を過ごしてきて、この頃特に落ち込んできたのでメンタルクリニックを受診し、SSRIとリボトリールを処方されました。> 翌日には頭の中がとても静かになり、久しぶりに以前の自分に戻ったようです。ただ頭痛があったのでSSRIは服用を中止しリボトリールのみ服用して5日目ですが、もう治ったみたいにすっきりしています。(記憶力はあまり回復してませんが)> なかなか動けずにいたのに、淡々とやる事をこなせますし、気持ちがポジティブになっています。> 抗うつ剤は一回しか飲んでいないのに、セロトニンが増えたかのようなこの状態が不思議で、リボトリールを検索していましたら、「脆弱脳症候群』のページに出会い、正に私だ!と思いました。> 先生が独自に提唱なさっているとのことですが、この見解に沿って治療してもらえる病院は他に(東京都内)あるでしょうか。> > また、詳しい記事を読みたかったのですが、リンク先にはありませんでした。
返信ありがとうございます。こちらはもうご覧になってないかも…と思いながら書き込みましたので、返信があってとても嬉しかったです。掲示板を検索して脆弱脳に言及されている記事読みました。どれもわたしにはよく納得のいくものですし、現に(抑うつ症状がてんかん薬で急回復)当てはまっていますので、私は脆弱脳なのだと思います。現在は抗うつ剤が処方されていますが、必要ないのであれば飲みたくないですし、てんかん薬も種類があるので、さらにベストな選択があるのではないか、ですとか不安があります。適切な治療を受けるには、何処に行って何と言えばよいのでしょうか。担当の先生にネット見たのですが…と話したとしても『ネット」という事で真剣に受け止めていただけないんじゃないかと躊躇しています。また、関係ないかもしれませんが、20年ほど前に心因性発熱が数ヶ月続き、その後もたびたびぶり返しておりました。当時は心因性の発熱は認められていなかったらしく、大きな病院の発熱外来にも通いましたが、『治ってないけど重病じゃないからもうこないで(意訳です))』となり、(確かに熱はあるししんどいけど、これは大したことないんだ、私は頑張りのきかない怠け者)と罪悪感と自己嫌悪を持ってきたと思います。今では心因性発熱は検索でいくつもヒットして対処法も調べられるよになりました。脆弱脳の方もそうなるといいんですけど。
北海道から出たことがない医者なので、東京のドクターのことはよくわかりません。申し訳ありません。脆弱脳の状態になる原因は、心身の疲労(とくに脳の疲労)です。ヒトは大脳をオーバーワーク状態にして社会性(コミュニケーション能力といってもいいでしょう)を発揮しています。そのようにただでさえオーバーワーク気味のヒトの脳を更にいっそうオーバーワークにしてしまうのが、「あれこれ分析しすぎてしまう」「切り替えがきかず、取り越し苦労や自責の念を抱き続けてしまう」「いろいろな物事に集中しすぎてしまう」「完璧主義になったり、せっかちになったりする」などの思考パターンです。健康な人はそのような思考パターンを持っていません。「これまでも何とかなってきたから、これからも何とかなるさ」と、いわば「脳天気」な思考パターンができます。脆弱脳を直すには、このような考え方を練習する(自分に言い聞かせつづける)ことと同時に、できれば「抗精神病薬」と「抗てんかん薬」を服用することです。なぜ抗精神病薬が必要かというと、前頭葉でグルグル思考(マイナスのループ思考)が止まらなくなっている(特に睡眠中に強まるので、やたらリアルな夢を見たりして、脳の休息がはかれなくなっていますます)、すなわち前頭葉のドパミン回路を遮断する必要があるからです。(ほかのいろいろな理由は、他の方々への答えの中に買い込んであります。)投与量でいうと、例えば「ロナセン」を2〜4mgからはじめます(症状に応じて8〜24mgまで漸増することもあります)「ルーラン」であれば4〜8mgからはじめます。(症状に応じて16〜32〜48mgまで増量することもあります)あるいは「エビリファイ」「ジプレキサ」などの「非定形抗精神病薬」を就寝前に服用してもらいます。そのほかに脳波異常を抑制するために、「ラミクタール」最初の2週間は25mg錠を夕食後1回服用、3週間目から25mg錠2錠を夕食後に服用…というように徐々に維持量にまで増量していきます。「イーケプラ」であれば500mg錠を朝夕1錠ずつ服用します、あるいは「バルプロ酸」「ゾニサミド」などを私はよく使用します。それらのいずれかに加えて就寝前にリボトリール(ランドセン)を就寝前に0.5mg〜1mgを1錠追加します。これが私が行う一般的な治療法です。> 返信ありがとうございます。こちらはもうご覧になってないかも…と思いながら書き込みましたので、返信があってとても嬉しかったです。> 掲示板を検索して脆弱脳に言及されている記事読みました。どれもわたしにはよく納得のいくものですし、現に(抑うつ症状がてんかん薬で急回復)当てはまっていますので、私は脆弱脳なのだと思います。> 現在は抗うつ剤が処方されていますが、必要ないのであれば飲みたくないですし、てんかん薬も種類があるので、さらにベストな選択があるのではないか、ですとか不安があります。適切な治療を受けるには、何処に行って何と言えばよいのでしょうか。> 担当の先生にネット見たのですが…と話したとしても『ネット」という事で真剣に受け止めていただけないんじゃないかと躊躇しています。> また、関係ないかもしれませんが、20年ほど前に心因性発熱が数ヶ月続き、その後もたびたびぶり返しておりました。当時は心因性の発熱は認められていなかったらしく、大きな病院の発熱外来にも通いましたが、『治ってないけど重病じゃないからもうこないで(意訳です))』となり、(確かに熱はあるししんどいけど、これは大したことないんだ、私は頑張りのきかない怠け者)と罪悪感と自己嫌悪を持ってきたと思います。今では心因性発熱は検索でいくつもヒットして対処法も調べられるよになりました。脆弱脳の方もそうなるといいんですけど。
丁寧にお答えいただきありがとうございます。患者でもないのに頼ってしまって、すみません。先生のお話を、よく心にとめて頑張ろうと思います。